2016年初の、活動報告 2016.1.5 浪江町・田村市都路

 こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。

 2016年最初の活動は、ぽこ隊員と友人の田淵実穂さん(東京在住)。
 田淵さんは大手通信社の記者を経て現在はフリーランスライター。
 海外留学や駐在経験も長く、経済関係から温泉まで幅広い分野を得意としています。
 そんな田淵さんを被災地見学を兼ねて、給餌にお連れしました。

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▲鉄道を見たいというリクエストにお答えして、常磐線の竜田駅(楢葉町)へ
2016年1月現在、ここが南の終着駅です。北は原ノ町駅(南相馬市原町区)が始点で、そこまでの間は代行バスが運行されています。つまり、公共交通機関で国道6号線の帰還困難区域を通行できるのです

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▲これはひとつ手前の、木戸駅。ここは無人駅です。
ちょうど1時間に1本の電車が来ました。思ったより多くの人が乗っていてびっくり。
みんな作業員風、被災地撮影の客など。木戸駅では誰も下りず、みんな終着駅の竜田まで行きました。
反対側のいわき行のプラットホームには、電車を待つビジネスマン風が1人。住民でしょうか?

※旧警戒区域(第一原発から20㎞圏内)の楢葉町は2015年10月、避難指示が解除され、住民が戻ることが可能になりました

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▲竜田駅です。こうして見る限り、ごく普通の田舎の駅にしか見えませんが、ここは原発20㎞圏内。
第一原発から一番近い営業運転中のJR駅です。

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▲竜田駅は有人駅でした。放射線量は0.153

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▲こちらは木戸駅。こんなポスターが…。震災関連死、多いのですね。

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▲楢葉町に医療機関が建設中でした。大熊町にあった「県立大野病院」付属の「復興診療所」。間もなくオープン予定。

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▲どんどん更地になっている、JR富岡駅前の商店街。2014年秋までは津波にやられた駅舎の残骸があり、
つい先日までは津波と地震の爪痕そのままの商店街があったのに。

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▲富岡高校。「富岡は負けん!」のステッカーが…

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▲富岡町の国道6号線に架かる歩道橋に掲げられたスローガン。これがもともとのもので、たしか2011年からありました。

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▲富岡町の商店街。まだ避難指示が解除されていませんが、金物屋さんだけが営業中。
復興作業員の人たちなどに需要があるようです。

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▲国道6号線から見た双葉町のアーチ。「原子力 明るい未来のエネルギー」という標語は12月に撤去されてしまいました。

 双葉町を過ぎて、ようやく浪江です。
 まずは、国道6号線から海側へ。給餌ポイントはカラッポでしたが、このポイントで年末に震災後からずっと圏内レスキューをしている、個人ボランティアMさんが2匹の猫を保護してくれたそうです。ありがとうございます。次回はカメラを仕掛ける予定。

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▲津波で壊滅的な被害を受けた請戸地区。何も残っていません。
除染・復興作業は6日からなので、この日は静かでしたが、作業が始まると工事現場のような感じになります。

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▲請戸小学校近くの民家。津波で亡くなった家族の慰霊でしょうか。

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▲2017年の春に避難指示解除を目指している浪江町、住宅の除染もどんどん進んでいました。
除染作業員に聞くと、猫が1匹、来ているそうです。

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▲町営住宅近くの梨畑も丸裸になってしまいました。2011年は放浪牛がたくさんいて、彼らの食料になっていた梨でしたが、
人間の手が加わらなくなった2012年からは実が付かなくなっていました。

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▲浪江町は大規模な除染作業が行われています。

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▲猫ではなく野生動物の足跡のようです。

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▲JR浪江駅前。浪江から南相馬市の小高駅を経て、原ノ町駅(南相馬市)まで開通を目指して1月に工事着工されます。

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▲浪江駅周辺の商店街は地震で倒壊した建物が多く、どんどん解体されていっています。

 正月休みで作業車が少なく、いつもよりは静かだった浪江町。猫は1匹も見ませんでしたが、請戸でイノシシを目撃。
 
 ということで、浪江町の給餌終了。
 私たちの許可証では帰還困難区域に入れなくなったので、居住制限区域、避難指示解除準備区域のみです。
 
 浪江役場近くのローソン(日曜は休みだし24時間ではありませんが、ありがたい存在です)で一息ついてから、
 再び南下、大熊町の帰還困難区域を通って田村市都路区域へ。
 3匹のワンコの散歩です。

2015.12.22 葛尾村・都路 ぽこ&ノアママ 4
※暗くなって写真を撮らなかったので、12月22日のものです。3匹のワンコ、今年初めての散歩だったのか、
元気すぎました。ドッグランとかあるといいのだけどね。

 というわけで、無事に浪江の給餌と都路ワンコの散歩終了です。

 次回は1月11日(月)、葛尾村・田村市都路地区を予定しています。

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