2016年7月5日(火) 浪江町・田村市都路地区 活動報告 【その1】

 こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。

 7月5日(火)、ぽこ隊員が1人で浪江町と田村市都路地区へ。

 その前日に連絡があり、給餌前に、とある人といわき市四倉の道の駅で会うことに。
 
とある人とは、 「ツーリングマップル東北」実走取材担当の、賀曽利隆氏。
 団塊世代のオヤジライダーで、半世紀前、日本人で初めてアフリカ大陸をバイクで走った、
バイクツーリング界の大御所です。
 ツーリングマップルの取材も兼ねて、東日本大震災の被災地へも何度もバイクで走り、
 福島の変化もずっと見てきています。

 「ツーリングマップル」とは、二輪ライダー用の地図で、地図上にコメントが入っているのが特徴です。
 バイクや自転車で旅する人にはおなじみですが、意外に車の人にも使ってもらっています。

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▲「ツーリングマップル」東北です。実際に取材して回るライダーが表紙モデルも担当します。

 ぽこ隊員は、同じツーリングマップルの関西を担当しています。
 そのため、7月後半から9月いっぱいくらいまでは1年で1番忙しくなり、福島にもあまり居られない生活。
 被災地での活動もほとんどできなくなってしまいます。
 隊員のみなさん、連携メンバーのみなさん、すみません。

 ということで、賀曽利氏と一緒に、楢葉町、富岡町を視察しながら北上し、富岡町からは賀曽利氏は高速道路で、
私は一般道を通って浪江町で再び合流しました。


 なぜかというと、国道6号線の帰還困難区域内(富岡町の北側、大熊町、双葉町)は
バイク、自転車、歩行者の通行が禁止
されているからです。

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▲国道6号線、帰還困難区域の大熊町。両側はずっとゲートが造られていますが、無人なので、
二輪や徒歩なら簡単に入れてしまいます
 つまり、二輪・徒歩を通行止めにしているのは、放射線被ばくというより、防犯のためと思われます。

 でも、それを知らずに国道6号を通ろうとするライダー、チャリダーもいるそうで、
 通行禁止区間の出入り口には、見張りの警官が24時間、立っています
 国道6号を通る機会があったら、ぜひ見てください。
 
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楢葉町の天神岬から見た風景。津波で被災した前浜・山田地区です。
左手奥に、うっすらと見える煙突状のものは、広野町にある火力発電所
福島第1・2原発が事故で稼働していないので、ここはフル稼働。
事故前は2基だったのが、海側に1基増えました。
このあたり一帯は津波で壊滅したため、除染作業で出た廃棄物入りのフレコンバック置き場になっています。
 
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▲天神岬にある、宿泊施設「サイクリングターミナル」と温泉入浴施設「しおかぜ荘」 
 2015年9月から営業再開しています。
 温泉は黒っぽい塩化物泉。日帰り入浴700円です。
 キャンプ場も2016年6月に再オープンしました。

 20㎞圏内全域が警戒区域だった頃は、楢葉町へも給餌に来ていました。
 ここのトイレや神社などに給餌していました。
※現在も、連携メンバーの「にこちんくん」ほか、楢葉町に給餌に入っている人も若干名います。
 
 
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▲車椅子が玄関先に散乱、慌てて逃げた様子だった 楢葉町の特別養護老人施設(2011年12月)。
ここにも給餌していました。現在は再開しているようです。http://lily-en.com/

 TOKU隊員と2人でこのへんを走っていたときに、覆面パトカーに追い回されたこともありました。
 除染作業員も誰もいなかった、無人のあの頃から比べるとなんだかウソのようです。

 楢葉町は2015年10月、福島第一原発の20㎞圏内としては、一番初めに避難指示が解除されました
 役場機能も戻っているし、24時間オープンのコンビニもあるし、診療所もオープンし、徐々に町として、

 といっても、帰還状況は芳しくなく、2016年3月時点で、6%だとか。→こちらを参考に
 避難生活4年半は長すぎましたね。

 ブログ記事も長くなったので、【その2】に続く。

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