2016年8月2日(火) 福島県葛尾村・田村市都路地区 活動報告 【その2】

こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。

 8月2日(火)の活動報告【その2】です。
 
 葛尾村は2016年6月12日に避難指示が解除になりましたが、それ以前とあまり変わりはありません。
 現在、戻ってきている人は以前からちょくちょく村に来ているので何度か会っていたし、そういうお宅は
きちんと手入れされ、いつでも住めるような状態にしてあります。改修してきれいにしている家もあります。
 
 一方で、一度も家人に会ったことのない家は、放置されたまま。解体されて更地になっているところもあります。

【その1】はこちら

 2016.8.2 葛尾村・都路 ぽこ 12
M・Sさんのお宅。納屋の2階でキジシロくんが待ってました。

この子は最近、よくここに来ています。以前、猫パラダイス2(Oさん宅)でも会ったことがあり、Oさん宅とは山道を通れば
2~3百mしか離れていないので、行ったり来たりしている模様。
すぐに逃げたりしませんが、近寄ってもきません。
耳カットしてあるので、以前にTNRした子のようです。

M・Sさんは田村市常葉町(葛尾村から30分くらい)に家を購入したそうですが、村の自宅は別荘のように使う予定。

M.Sさん、震災直後は「にゃんだーガード」のスタッフとして、何カ月間か活動していました。
一緒に活動していた人も多いのでは? 「マックパパ」といえば、わかりやすいかな。
マックパパ、元気ですよ。

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▲M.Sさん宅は納屋ではなく、手前の農耕機置き場内に、たけさんが給餌器を設置してくれました。

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▲M・Kさん宅。来ているのは自分の猫ではないし、野生動物が来るからと給餌停止を言われてますが、
ここに来ているキジシロと茶白の子を保護できるまで、猶予をもらい、捕獲器を設置。

キジシロの子は捕獲器にすぐ入り、M・Kさんがたけさんに届けてくれましたが、
茶白の子は警戒してずっと入りません。現在はダミーとして、蓋の閉まらない捕獲器を置いて慣れてもらう作戦です。

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▲ここに、茶白の子が来ているかを確認するため、センサーカメラを設置しました。左に小さく映っているのが、カメラです。

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▲M.Hさん宅は岩角地区にあり、少し先には帰還困難区域のゲートがあります。

モニタリングポストの値は0・648の表示。線量は低くないですねえ。
葛尾村も、飯舘村同様に一部が帰還困難区域となっていますが、そのほかの地域は飯舘村より全般に放射線量が低いです。

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▲岩角の交差点のモニタリングポストは0.327と、帰還困難区域入口の約半分。
この数値は最近、あまり変化がありません。
 ※岩角地区は帰還困難区域に近いので全般に高めです。

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▲岩角の交差点から2~300m進むと、家老川のY田さん宅。
奥さんのM子さんがほぼ毎日、猫のお世話をするために避難先から帰宅されています。
ご主人の仕事先が郡山なので、仮設住宅にいますが、M子さんは自宅が一番落ち着くし、村に居たいそうです。
隣のY田さん宅は茨城に移住することになったとかで、寂しがっています。

ここには、震災以前からM子さんが飼っていた三毛猫「アカ」と、震災後にどこからか来て居着いたキジトラ「トラオ(私たちはトラジと呼んでます)」の2匹がいます。
 かつては、5~6匹は集まっていたのですが、野生動物にやられたり、口内炎がひどくなってシェルターに移動したり、
 なんだかんだで2匹だけに。

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▲M子さんに、桃をいただきました。福島の桃、美味しんですよ

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▲トラジです。「かつらお動物見守り隊」のTOPページを飾る猫です。

同じキジトラの同僚猫、「寅吉くん」が口内炎で三春町にある「にゃんだーガード」のシェルターに行くまでは、
寅吉くんの後ろに隠れるようにしてあまり人馴れしてないように見えたのですが、寅吉がいなくなってからは、
猫が変わったように、人間に甘えてくるようになりました。


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▲白猫親子が住んでいる夏湯のポイント。
前回、TOKUさんチームがセンサーカメラを掛けてくれていたので、画像をチェック。

 すると、白猫とキジトラの2匹が交互に来ていました。キジトラは600mほど離れたポイントにも来ている子です。

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▲センサーカメラに映っていた白猫さん。母猫と息子猫の2匹がいたはずですが、息子猫のほうだと思われます。
母猫は飼い主が「血筋を絶やしたくない」と不妊手術を拒否しているため、毎年のように仔猫を産みます。
昨年末、ここで保護した「くらら」も、そんな子猫です。
 しかし、そのときに一緒に産まれたはずの姉妹も、母猫も、ずっと姿を見せません。
 今回、カメラにも息子猫しか映っていませんでした。息子猫は頻繁に現れるので、ここで食べているのは明白ですが、
母猫はどうしちゃったのか。

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▲白猫と同じく頻繁に映っているキジトラさん。白猫と同時に現れることはありません。

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▲ほかにも野生動物が来ています。これは、アナグマ

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▲アナグマさんはけっこう長い時間、滞在されていて、ごらんのように超リラックス状態でお食事されてました。

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タヌキさんです。

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▲鼻筋が白いのは、ハクビシン

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▲尻尾が縞々なのは、アライグマです。アライグマはファミリーでやってくることが多いです。

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カラスは朝方に現れます。1羽のときが多いですが、2羽できたことも。いずれにしても、それほど多くは食べてない様子。

 イノシシがいないせいか、全般にフードは5~6日は持ちこたえているようです。
 

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▲村のパトロール隊の人も飼い主に頼まれているので、ときどき寄って給餌しているので、こうして支援をします。

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▲ここのご主人は、パトロール隊でしたが、夕方、一人で村を回っているときに急な病気で亡くなってしまいました。
この家には戻ってこないようで、家屋は解体予定です。

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▲庭には誰も手入れしないのにフロックスがきれいに咲いていました。


 また長くなりましたので、【その3】に続きます。


【8月の活動日】
●8月2日(火) 葛尾村・田村市都路地区 1チーム
●8月5日(金) 葛尾村 たけさん
8月6日(土) 浪江町・田村市都路地区 1チーム
●8月9日(火) 葛尾村 たけさん
●8月12日(金) 葛尾村・田村市都路地区 1チーム
●8月14日(日) 浪江町 みやさん
●8月19日(金) 浪江町 みやさん
●8月20日(土)~21日(日) 浪江町・田村市都路地区 1チーム
●8月24日(水) 葛尾村・田村市都路地区 たけさん


 【フードはいつでも募集中♪】
必要なフード
●猫用ドライフード・ウエットフード<パウチ、缶詰>など(葛尾村、浪江町、双葉町ほかで必要です)、
 コーナン、コメリ、カインズホームなど、ホームセンターの安い総合栄養食でかまいません。
●犬用ドライ、ウエット、缶詰、おやつなど(大量にはいりません。葛尾村、田村市都路地区の犬のために必要です)
※葛尾村の犬用に、ダイエットフードもお願いしたいです。

(送付先)
【1】ヤマト運輸幸町センター留め
〒261-0002 千葉県千葉市美浜区新港87-1
受取り人: 徳元ひろみ(090-1543-4062)

【2】ヤマト運輸 須賀川横山センター留め
〒962-0041福島県須賀川市横山町41-1番地
受け取り人:荒木優子 090-1993-4057 
  
 【支援金もジミ~にお願いしています】 
おいくらからでもありがたいです。
ゆうちょ銀行に口座を持っていれば、送金無料です
※支援金やイベントでの収益金はすべてフード代、医療費などに充てられます。
交通費はメンバーの自己負担で支援金からはいただいていません。
車の経費も車の持ち主の負担です。
(交通費負担軽減のためと安全のために活動はなるべく複数名で行っています)。

ゆうちょ銀行 
10590 
72281941
かつらお動物見守り隊

※ご支援いただいた分は、私達のほかにも、連携メンバーや
支援の行き届かない&支援募集していない個人ボランティアの方々と分け合って使います。
(ブログやSNSなどでアピールせずに、黙々と保護活動を続けている方もいるんです)

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