葛尾村のアイドル猫、「ぢっち」が亡くなりました。

こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。

 今回は訃報です。

 2015年春くらいまでに葛尾村へ給餌に行ったことのある人なら、きっと出会ったことがある、猫の「ぢっち」が、
本日8月29日、午前9時55分に亡くなりました。

  2015年春から、「ぢっち」を引き取って世話をしてくれていた、にゃんだーガードのシェルター長のたけさんから、本日、連絡を受けました。

 口内炎の症状はよくなっていたのですが、内臓、特に腎臓の値が悪く、一昨日からは何も食べなくなってしまい、病院へ連れて行く予定だったのですが、衰弱しきっていたそうです。

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▲改装中の村役場前の「ぢっち」。2014年

 「ぢっち」は、2016年3月末まで全村避難の葛尾村を守っていた自警団でご飯をもらっていたキジトラ猫です。
 よくあるキジトラ猫ながら、その独特な風貌と超然とした様子が個性的なネコさんでした。

 もともとは役場近くの家の飼い猫だったようなのですが、住民が避難したあと残され、その後に組織されたパトロール隊の詰所(役場の駐車場にあったプレハブ小屋)で面倒を見てもらい、パトロール隊の詰所が少し離れた場所へ移転した後は、自警団のみなさんがご飯をあげていました。

 その後、口内炎で激ヤセしたため、私たちが獣医さんに連れていき、薬を処方してもらったりしながら、様子を見ていました。

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▲2015年春、口内炎の悪化で獣医さんに薬を処方してもらった後、1週間ほどは福島県内のぽこ隊員の家でまったり過ごしていました。

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▲その後、また村へ戻され、仲間の「チビ」、「マッサン」と一緒に自警団でお世話になっていました。
寝床は近くの民家だったようで、それなりに楽しくやっているように見えました。2015年4月

「ぢっち」を村へリリースしたときの記事はこちら

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▲自警団の詰所と「ぢっち」。1週間ほどお世話になった、ぽこ隊員のことを覚えていたのか、給餌に立ち寄った際に、こうしてお見送りしてくれました。

 その後、いよいよ口内炎が悪化し、再び激ヤセしたときに、三春町に保護シェルターを持つ、「にゃんだーガード」のシェルター長、たけさんが「ぢっち」をシェルターに引き取ってくれました。

 たけさんは、もともと私たちと一緒に「にゃんだーガード」のボランティアとして給餌レスキューをしてきた仲間です。
 2013年夏に私たちは団体を離れて個人ボランティアとして活動を始めましたが、たけさんは地元静岡を離れて福島に移住、
「にゃんだーガード」のスタッフとしてシェルターを切り盛りしています。

 葛尾村へもずっと給餌に通ってくれているので、今でも団体の枠を超えて連携しています。
 葛尾村へも1時間以内で行ける三春町にあり、シェルターを持たない私たちにとっては心強い存在です。
 

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「にゃんだーガード」のシェルターの「ぢっち」(左)。右は同じく葛尾村から来た「寅吉」。
家老川のY田M子さん宅の居着き猫ちゃんで、やはり口内炎のためここに来ました。

 「ぢっち」は震災前からの猫なので、すくなくとも6歳以上です。
 2㎞ほど離れた夏湯の白猫親子のところにも出入りしていて、けっこう自由きままな村猫ライフを満喫していました。
 パトロール隊や自警団にもかわいがられ、最期はシェルターできちんとケアされて葬儀までしてもらい、
野良猫としてはかなりいい猫生だったのかな、と思います。
 
 「ぢっち」をかわいがってくれたみなさん、最期に面倒を見て看取ってくれた「にゃんだーガード」のたけさん&スタッフのみなさん、ありがとうございました。

 追記・ 「ぢっち」の仲間だった、「マッサン」「チビ」は、アニマルライフサポート福島さんが引き取ってくれて「マッサン」は郡山の里親さんのもとに行っています。
 
 
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命の「Ohana」を咲かせたい【ハナ咲カプロジェクト】始まりました! | Home | 2016年8月11日(木) 葛尾村・田村市都路地区 活動報告

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