富岡町の被災猫「みきちゃん」、お正月に逝きました

 こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。

 今回は訃報です。
 TOKU隊員より、1月3日に「みきちゃんが息を引き取った」と連絡がありました。

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▲2013年8月18日、富岡町の給餌ポイントに現れた「みきちゃん」

 「みきちゃん」は、原発被災地・福島県富岡町
ぽこ隊員がDさんと給餌活動中に富岡町から保護した被災猫です。
※Dさんは、この1年ちょっと前から、毎週、富岡町中心に大熊町を給餌に回っています。

 とっても暑い日で、富岡町のフード置き場をイノシシに2度も荒らされて掃除でクタクタになったあと、
 さあ、帰ろうと車を出発させようとしたときに、トコトコと出てきた子でした。

 他のボランティアも何度も見かけていて捕獲器にかかったものの、授乳中でリリースをせざるを得なかったそうです。
 「みきちゃん」、ウエットフードを食べてからも逃げずにまったり過ごしていて、手でそのまま捕まえられました。
 

 保護時のブログはこちら→「ぽこ&けんいち通信」

※某団体から大勢のボランティアが離れ、離れたボランティア有志で
「福島被災動物レスキューRAIF(Rescuing Animals in FUKUSHIMA)」を立ち上げる前の時期です。
「RAIF]という名称もまだ決まっていませんでした。

 【Dさんも「RAIF」の大半のメンバーも、私たち「かつらお動物見守り隊」のメンバーの半数ほどはそれまで某団体のボランティアでした。
 Dさん、ぽこ隊員、TOKU隊員、みやさんゆにさん(現在は飯舘村へ給餌レスキュー)、たけさん(現:「にゃんだーガード」シェルター長)などは「特餌隊」として福島原発の警戒区域内・被災地での給餌レスキュー活動をしていました。
 2013年夏に「特餌隊」のほとんどは某団体を離れましたが、個人ボランティアとして給餌レスキュー活動は継続し、現在に至ります。】
 
 保護したものの、その当時の私達には保護先がなく、Dさんが電話で一番近くにあるいわき市の動物保護シェルター、
「LYSTA」さんにお願いして、預かっていただきました。シェルターができるまでの間、ということで。

(8月18日はお盆の最終日で、帰路の渋滞が予想されていたこと、ぽこ隊員が翌日から長期出張だったことで
どちらかが連れ帰るよりは、「みきちゃん」の負担を考えて、一番移動距離の少ない「LYSTA」さんにお願いしました次第です)

その頃は「RAIF」のシェルターを造る予定で候補物件を探している段階でした。
結局、シェルターは断念してFH(フォスターホーム:一般家庭での一時預かり)制度を採用したのですが。

 
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▲保護時の「みきちゃん」。毛つやが悪く見るからに痩せています。

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▲食欲はありました。ウエットをあげたらペロリと平らげました。

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▲「LYSTA」さんのシェルターにて。尻尾がぐるりんと丸まっているのが特徴です。

 そのころ、「LYSTA」シェルターでボランティアをしていたKさんが「LYSTA」の状況が大変であることをTOKU隊員に相談、震災前から地元・千葉で動物保護活動をしているTOKU隊員がとりあえず「みきちゃん」を預かってくれることになり、「LYSTA」さんから千葉の自宅に引き取ってくださいました。
 
※この時点では、Dさん、Kさん、TOKU隊員、ぽこ隊員、みんな個人ボランティアで「RAIF」(まだ名称はなかったけれどメンバーでもありました。
【その後、「RAIF」設立と同時に、Dさんは「RAIF」メンバーではなく、
「RAIFのレスキューパートナー」という立場になりました。
 いろいろな理由で、Dさんと「RAIF」は別にしたほうがいいとの判断だったと聞いています。】

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▲TOKU隊員の家で他の保護猫仲間と過ごす「みきちゃん」

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▲避妊手術後の「みきちゃん」

 「RAIF」立ち上げの当初は、いろいろゴタゴタしていました。

 ゴタゴタに乗じて問題のある人物も関わり始めました
 千葉県流山市のMさんという50歳前後の女性の方です。
 それまで福島の被災地はおろか、被災動物シェルターにも一度も来たことがなく、誰も一度も会ったことのない人でした。
 RAIF立ち上げ後、写真展や里親会に顔を出した程度でしたが、
 法律に詳しく、メーリングリストのやりとりでもそうした知識を披露していました。
 自称では法律関係の仕事で海外出張も多く、旦那さんはアメリカ人、中学生の息子がいるということでした。
 RAIF設立時のミーティングにも、出張先のサンフランシスコから「スカイプ」参加をしていました。

 
 
 私(ぽこ隊員)ほか何名かは、震災後の福島に一度も来たこともないくせに、
アメリカでの動物愛護活動についてレクチャーしましょうか?」
などと、偉ぶるMさんを疑問視していました。
 ここは「福島の被災動物」のための集まりだというのに。
 それでも、なぜか、RAIFの主要メンバーはすっかり信用してしまっていました。
 

 そのMさんが「みきちゃん」の一時預かりをするということになり
(「RAIF」の保護猫第一号の「みきちゃん」を預かることで、より信用を得ようとしていたのかもしれません)、
 TOKU隊員が、お宅訪問を願い出るもかなわず。その代わり、訪問するメンバーに、

「お宅訪問時にはダンナさんやお子さんとも会ってほしい」
 と念を押していたのに、本人しかいなかったとのこと。
 本人は海外出張も多いというのだから、その間、猫の面倒を見るダンナさんにも面会するのは当然のことなのに、
 それでもOKとなるほど、当時は信用されていたようです。

 納得いかないTOKU隊員は、「裁判でもなんでも起こして結構」と啖呵を切り、そのまま「みきちゃん」を預かったのですが、そのときにMさんを信用しないことで、相当な言われ方をしたそうです。

 もし、あのときTOKU隊員が「みきちゃん」をMさんに引き渡していたら、どうなっていたことか。

 というのは、ほどなくしてMさんは「RAIF」の他の経理担当を排除し、事件を起こし(詳細は書けません)、連絡が取れなくなり、そのまま行方がしれません。持ち家だという家の名義も他の方のものでした。

 今となっては、海外出張が多い法律関係の仕事というのも、ご主人がアメリカ人というのも、すべてが嘘だったのだと思います。
 ゴタゴタしたところに顔を出し、法律の知識を振りかざして優位に立ち、信用させて経理を自分の思うままに操作するのが目的だったのでしょう。前科もあるのかもしれません。
 これからも、どこかに顔を出す可能性もありますので、みなさま、どうぞお気を付けください。

 動物たちのために活動している同志で、いろいろモメゴトもあるようですが、
 追求の矛先はMさんのような人や動物虐待をする人なのではないでしょうか?
 
みきちゃん 3
▲「みきちゃん」は保護当初から体が弱く、脱水や口内炎を患っているため体重も増えず。
里親探しを諦めて、TOKU隊員がずっと面倒を見て自費で医療もかけてきました。
2016年春頃からは、「かつらお動物見守り隊」から出していますが、
それまで3年弱、避妊手術ほかみきちゃんに掛かった費用はかなりの額だと思います。
「預かり」ではなく、「委譲」とされたため、「みきちゃん」には医療費、物資の支援はありませんでした。

みきちゃん 2
▲控えめで、お客さんが来るとちょこんと座って参加するような、かわいい子でした。

みきちゃん 1
▲TOKU隊員宅で、新年会をしていた日に、賑やかな雰囲気の中で逝きました。

 「みきちゃん」、安らかに。
 
 「みきちゃん」をサギ女に渡すのを体を張って阻止してくれて、3年4ケ月もの間、面倒を見てくれたTOKU隊員、
本当にありがとうございました。


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