2017年3月30日(木)、浪江町活動報告 【その2】

 こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。

 2017年3月30日(木)、避難指示解除前日の、浪江町での活動報告【その2】です。
 【その1】はこちら

 浪江町で犬猫保護活動に奮闘する、赤間さんシェルターでの犬の散歩を終え、
 給餌開始です。

 ぽこ隊員、昨年7月以来、実に8ケ月ぶりの浪江です。
 タイミング的に、どうしても葛尾村のほうに行くことが多いのと、浪江町は私たち「かつらお動物見守り隊」以外にも、
何人かの(ごくわずかになりましたが)ボランティアさんが給餌に回っていて、
中には私たちのポイントも行ってくださっている方もいます。ありがたいことですね。

 ※私たち「かつらお動物見守り隊」は、主に葛尾(かつらお)村と浪江町に給餌に入っていて、
隊員および連携メンバー間でスケジュール調整しながら、あまり間が開かないように活動日を決めています。

 また、センサーカメラで給餌ポイントに来ている動物を確認し、野生動物しか来ていないポイントを撤収するなど、
給餌場所の整理・統合を進めてきたので、当初と違って時間とフードの大幅節約ができるようになりました。

2017.3.30  浪江 ぽこ 29
▲浪江の海沿い・請戸地区の慰霊碑
 浪江を含む福島の原発被災地では、原発事故で避難指示が出たため津波で生き残っていたであろう人も、
他の津波被災地と違って自衛隊や警察の救助が入らず、そのまま弱って亡くなった人が多いのです。
自宅に取り残されたまま餓死した人もいます。
毎月11日の月命日には、今でも警察が海岸で遺品遺骨捜索をしています。 

 以前はもっと海寄りの道路脇にあったのですが、高台に整備された墓地内に移動、
こんな立派な名前入り慰霊碑もできていました。請戸の海を遠望できる、とてもいい場所です。
ベンチやテーブル、トイレもあるので休憩にも最適です。

 2年前まではまだ津波で流された車や打ち上げられた船があちこちにありましたが、
6年経った現在はほぼ更地になり、 災害の爪痕はだんだんわからなくなっています。

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▲2011年8月、まだ警戒区域の頃の請戸港。ゲリラ侵入したときに撮影。

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▲墓地公園から見た請戸の海。津波の跡はほとんどわかりません。
この右手には第一原発が見えます。

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▲請戸港には、除染廃棄物置き場と、白い巨大な減容化施設があります。

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▲一方で、街中にある、JR浪江駅
翌々日に再開通するとのことで、駅員さんもいらっしゃいました。
新しい自販機も入っていて、なんだか、無人の頃が夢だったのかと思えるほど。
駅前のロータリーに放置されていたバスや自転車置き場の自転車なども撤去されていて、様変わり。

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▲駅前のモニタリングポスト。0.275μシーベルト/h。ビミョーな数値。

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▲駅前通りの新聞店も再開2月時点で40軒に配っているとか。
 関連記事はこちら。

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▲避難指示解除に向けて、郵便局も再開準備中。4月4日からオープン予定。

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▲浪江町役場横にできた、「まち・なみ・まるしぇ」
コンビニや食堂、食料品店、クリーニング店などが入った仮設商店街です。
役場職員ほか、復興関連業者、一時帰宅の住民などが集う。
名物「浪江焼きそば」も食べられます!

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▲新町商店街。ガソリンスタンド2件は除染や復興関連業者向けに、けっこう早い時期から営業していましたが、
後ろにある「ホテルなみえ」は2016年9月から再営業開始しました。
浪江町住民対象で1泊2000円
ガソリンスタンド手前は解体されて更地になっています。

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▲浪江駅前商店街も更地が目だってきました。
どうせ町に戻ってこないなら固定資産税がかからないよう、解体するようです。

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▲ここはまだ解体されていませんが、どんどん更地になっていくのでしょう。

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▲街中にはこんなステッカーがあちこちに貼られています。

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▲市街地から少し外れると、こんな風景。除染廃棄物置き場が延々と続きます。
住民の姿はなく、復興関連業者の車ばかりが行き交っています。

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▲とある給餌ポイントにて。野生動物です。

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▲これも野生動物ですね。カメラを仕掛けたいところ。

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▲とある給餌ポイント。すぐそばにも給餌箱があるのですが、こちらはすっからかんでした。
 
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▲町営住宅。ここでは一度も一時帰宅の町民に出会ったことはありません。

ということで、駅前から国道6号線沿いの町役場あたりはそれなりに人の姿もあって、
なんとなく復興に向かっているのかな、というムードなのですが、
 ちょっと離れると、そこはもう無人地帯。解体が進んで更地になり、町の風景が変わっています。
 避難指示解除間近なので、もっと住民の方が来ているのかと思いきや、まったく出会えませんでした。

 この日、町中を拡声器で「さようなら浪江町」と連呼しながら走る車がいました。
 後で調べたら、浪江町で牛の殺処分に反対し、被爆牛を生かし続ける、「希望の牧場」の吉沢代表のようでした。

 果たして、浪江町の「復興」はどうなっていくのか、この先も、しっかりと見据えていきたいと思います。
 ここでも、定期的に報告していきます。

 なんだか、給餌報告でなくて浪江町レポートになってしまいましたが、
 ご了承ください。

 
 【3月の活動日】
●3月2日(木) 葛尾村 たけさん
●3月7日(火) 葛尾村 1チーム
●3月10日(金) 浪江町 みやさん
●3月11日(土) 葛尾村 たけさん
●3月11日(土) 浪江町 赤間さんシェルターボランティア もりけん
●3月12日(日) 里親譲渡会@南流山
●3月12日(日) 浪江町 1チーム
●3月19日(日) 葛尾村・浪江町 1チーム
●3月28日(火) 葛尾村 たけさん
●3月30日(木) 浪江町 1チーム


 【フードはいつでも募集中♪】
必要なフード
●猫用ドライフード・ウエットフード<パウチ、缶詰>など(葛尾村、浪江町ほかで必要です)、
 コーナン、コメリ、カインズホームなど、ホームセンターの安い総合栄養食でかまいません。
●犬用ドライ、ダイエットフード、ウエット、缶詰、おやつなど
(大量にはいりません。葛尾村、田村市都路地区の犬のために必要です

(送付先) 
ヤマト運輸以外での配送の場合、以下のセンターでは受付できません。
その場合は、どちらかの携帯電話にショートメールしていただくか、ブログに非公開でコメントください。
 ご迷惑をおかけした方、申し訳ありません。

【1】ヤマト運輸幸町センター留め
〒261-0002 千葉県千葉市美浜区新港87-1
ヤマト運輸幸町センター留め
受取り人: 徳元ひろみ(090★1543★4062)

【2】ヤマト運輸 須賀川横山センター留め
〒962-0041福島県須賀川市横山町41-1番地
ヤマト運輸 須賀川横山センター留め
受け取り人:荒木優子 090★1993★4057 
  
 【支援金もジミ~にお願いしています】 
地味な活動でシェルターもないので、大金は必要ではありません。
保護猫の医療費、センサーカメラなどを購入するのに使います。
おいくらからでもありがたいです。
100円でウエットフード1.5袋分、1000円でドライフード2.2㎏が2袋、買えます。

ゆうちょ銀行に口座を持っていれば、月3回まで送金無料です
※支援金やイベントでの収益金はすべてフード代、医療費などに充てられます。
交通費はメンバーの自己負担で支援金からはいただいていません。
車の経費も車の持ち主の負担です。
(交通費負担軽減のためと安全のために活動はなるべく複数名で行っています)。


●ゆうちょ銀行 
10590 
72281941
かつらお動物見守り隊

※ご支援いただいた分は、私達のほかにも、連携メンバーや
支援の行き届かない&支援募集していない個人ボランティアの方々と分け合って使います。
(ブログやSNSなどでアピールせずに、黙々と保護活動を続けている方もいるんです)

 送っていただいたフードは、浪江町を給餌に回っている他のボランティアさんにも使っていただけるよう
 赤間さんのシェルターにも置かせていただいています。 




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