2015年7月19日(日) 浪江町給餌報告 その1

 こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。

 まだ梅雨が明けきらない福島ですが、3連休の中日は天気もまずまず。
 でも、夏らしい暑さとなり、汗かきかきの活動になりました。

 今回のメンバーは、福島県国見町のK原さん、福島県伊達市のK野さん、
そして福島県天栄村の私、ぽこ隊員の福島県民組でした。
といっても、福島県は広いですから、宮城県境の国見町と県南の天栄村ではクルマで2時間はかかるかな。
 待ち合わせの二本松の道の駅まで、我が家から1時間半。

 K原さんとK野さんは先月に続いて2回目の参加です。
 月に1回ペースで参加してくれるようなので、ありがたいです。

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▲帰還困難区域・津島の集落の家。住民がブラックジョークを貼り紙にしています。
震災直後から少しずつ増えていますが、ここのところ新作はないようです。

 帰還困難区域・室原にあった給餌ポイント2点を潰したので、最近は通ることがなかった、
 津島地区を通っていきます。
 津島地区は浪江町の西部で山合いの地です。放射線量が高いため
 20㎞圏外でしたが、2002年、新たに帰還困難区域に指定されました。
 それまでも許可証がないと入れないエリアではありました。
 TVで有名な「DASH村」もこの地区にあります。

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▲津島の集落。除染もなにもされず放置されて4年4ケ月
今まで何度も通ってますが、ここで住民に出会ったのはたったの1回だけ

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▲浪江町では、避難されているAさんが町内の自宅を動物シェルターとして保護活動を行っています。
猫が80匹、犬が10数匹。
 避難先の郡山から通ってお世話をしつつ、浪江町のT動物病院と連携して、町内に残された猫たちのTNRも行っています。
 被災者の中にもこういう方がいます。
 先日、葛尾村に同行してくれた、Sさんも富岡町の帰還困難区域の方です。

 前回同様、「にこちんくん@千葉がボランティアに来ていました。
 毎週末、福島に来てここで動物の世話をしたり、給餌活動をしてるのです。 

 にこちんくんは震災直後から個人でずっと、被災地に通って給餌・TNR活動をしています。
 ブログは一応書いていますが、声高に活動をアピールもせず、自ら支援を求めるでもなく、
淡々と自費でできることを続けています

 SNSやブログなどで発信しないけれど、こうして地道に活動している人は何人もいます。
 応援してあげてください。
 
 無題 1
▲これが私のクルマ。すっかり給餌用になっていますが、もともとは車中泊のために買ったものです。
 走行15万㎞を越えました。

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▲今回は草刈三昧でした。頼もしい2人。K原さん、最初はへっぴり腰でしたが、すっかり板についたようです。

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▲K野さんにあちこちの給餌BOXなどを補修してもらいました。
あらかじめ材料を用意していくのではなく、そのへんにあるものを使って瞬時に判断して作るので
大工仕事の経験と機転が利かないとダメですね。毎度、悩みながらもそのままだったので大変助かります。

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▲せっかく防護服ももらったので、記念に着て撮影してみました。
 このポイントも毎度悩みつつ、適当に直していたところ。今回しっかり造ってもらったので大丈夫でしょう。
 最近はイノシシの被害はないですが、猫が来ているのかカメラを仕掛けたいところ。

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帰還困難区域・大堀のとあるポイント。
車の中でもこんなに。外に置いておくと17くらいになることも。

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▲拠点にしているお宅の給餌BOX。家の猫は保護されたけれど、他の猫たちのために置かせてくれています。
 カメラでは3匹の猫が確認されています。
 
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▲カメラを仕掛けます。動かないように毎度苦労して設置していますが、重いバッテリーに固定。
ドヤ顔のK野さん。

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▲前回仕掛けてもらった、カメラの画像。夜はアライグマが饗宴を繰り広げていました(涙)

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▲明るい時間には猫さんも登場。この猫さんしか来てませんでした。
すぐ近くにO式給餌器があるので、そっちでも確認して同じ猫さんなら統合したいところ。

この家の猫ちゃんは、みやさんが保護してくれて里親さんのもとへ行きましたが、
 他の猫ちゃんのために、と継続して置かせてくれています。
 ちなみに、ここで2013年、私が保護した猫に「ひゅうま」がいます。
 現在は「にゃんだーガード」のシェルターにいます。お世話になってます。
 6本指の「ヘミングウエイ・キャット」(作家のヘミングウエイが好んだそう)です。

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▲保護時の「ひゅうま」。前足がグローブのようです。里親募集中。

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▲とあるポイントの水入れ。血痕が…

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▲草刈りと給餌BOX補修でがんばる福島県民

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▲こんな感じで給餌しているところもあります。猫は最低2匹来ています。ここの家族は須賀川市に避難。
 3月はじめ、千葉に避難している、ここの妹さんが浪江給餌に付き合ってくれました。

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▲地下水のある葛尾村と違って、浪江では水の確保が大変。
拠点のお宅の裏の家で井戸水をもらいます(許可済み)。
震災直後からお世話になっている、貴重な存在です。

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▲幾世橋。木製の給餌BOXの中がカビと虫だらけだったので、急遽作成。頼りになります。

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▲どこかのジャングル? いいえ、浪江町内の巨大ワラビです。
放射能の影響なのか、けっこうあちこちで巨大化した植物が見られます。

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▲月見草、だと思うのだけど、こんなになってます。

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▲拠点には現在、このくらいのフードがあります。ちょっと心もとないです。


 その2に続く。

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2015年7月19日(日) 浪江町給餌報告 その2 | Home | 2015年7月17日(金)、葛尾村給餌報告

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