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訃報(1) コータローが亡くなりました。

 こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。


 本日は、訃報です。

 田村市都路<みやこじ>地区(原発30キロ圏内。一部は20キロ圏内)の
 国道288号線沿いの食堂に取り残されていた、犬のコータロー、
 11月16日(土)のお昼過ぎに亡くなったと、お世話をしてくれていた、Mさんから連絡がありました。


▲飼い主は震災後、避難先の隣町で新しく食堂をオープン、ここには戻ってきません。
 当初、1週間に1度だけ帰宅、食堂の残り物を与えていたそうですが、見かねた近所のMさんが
散歩や食事の面倒を見るようになりました。


 Mさんは、東京生まれで関東在住でしたが、20数年前に田村市に移住、動物ボランティア歴50年以上です。
 動物愛護精神などがない、福島の田舎で苦労しながらコツコツと活動しています。
 
 東日本大震災後、田村市都路地区も全域で避難となり、Mさんも1ケ月ほど県外へ逃れました。
 戻ってきたとき、都路地区には、ここに残された犬猫だけでなく、20キロ圏内から移動してきた犬もウロウロしていたし、
 あちこちに犬猫の死骸があり、それを埋めるのが戻ってきたMさんの最初の仕事だったそうです。

 
 70代前半のMさん、新聞配達の仕事の合間を縫ってコータローの面倒を見るために自宅から食堂まで通ってくれていました。
 もちろん、自宅にも保護した犬猫合わせて30匹弱います。

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 私たちが、コータローを見つけたのは、2013~2014年くらいでしょうか。
 最初はガリガリに痩せて表情も乏しく、人間を怖れているようでした。
 お世話をしているMさんしかコータローに触ることができませんでした。
(結局、最期まで私たちは触ることができませんでしたが)
 

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 2016年くらいからだったと思いますが、コータローの表情も変わってきました。
 給餌に行くたびにおやつを上げたり、話しかけたりしているうちに
 私たちにも笑顔を見せてくれるようになり、体にも少し肉がついてきてガリガリではなくなりました。

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▲2018年夏、葛尾村からの給餌の帰り、コータローのところでMさん(左)にお会いしました。
 コータロー、笑っていますよね。

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▲コータローには、お友達がいました。
 1キロくらい離れた家で飼われているらしいオス猫の「コアラ」です。
 コアラも2年ほど前に亡くなりました。
 
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▲近所のニワトリもコータローのお友達でした。
 ニワトリにごはんを食べられても、黙ってみている優しい犬でした。

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 16歳と4ケ月。けっこう長生きだったね。
 
 そういえば、一時期はガリガリに痩せてはいましたが
 病気もせず、亡くなる前日まで、少しごはんも食べていたそうです。
 最期は、Mさんに撫でられながら逝ったとのこと。

 このブログを通して、コータローを知ってくださった方、ありがとうございました。
 
 ご支援くださった方、コータローやMさんにも届けました(これからもMさんにはお届けします)。
 おかげ様で、コータロー、晩年はそれなりに幸せな犬生を送ることができたと思います。

 バイバイ、コータロー。
 今までありがとう。また、会おうね。

 
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