葛尾村で保護したナッツの近況

少し涼しくなって、夏バテから回復中のTOKU隊員です。
今日は2年前に葛尾村で保護したチャトラ子猫「ナッツ」をご紹介します。

その日は夏湯地区のメス猫を捕獲して、避妊手術に連れて行こうと捕獲器をかけていたのですが、
入ったのは生後2か月くらいの茶トラの子猫でした。


ナッツ@保護時


子猫の場合は必ず保護するようにしています。子猫の時に保護できなくて、その後姿を見なくなった猫もたくさんいます。
子猫が生存していくには厳しい環境です。私たちがフードを運んでも、他の獣と奪い合わなければなりません。
雪に埋もれてしまう冬は自分で餌を探しに行くのも難しいでしょう。

この子猫は他の捕獲猫と一緒に、白河市のスペイクリニックで去勢手術、ワクチン、リボリューションなどをしていただき、わが家に連れ帰りました。

何しろ人がいない村で育った子猫ちゃん。人馴れなどしているはずがなく、しばらくケージ飼いで慣らすつもりでしたが、
夜のうちに自力でケージを脱出してしまい、部屋の中にいるのはわかっているけど、姿が見えない「まぼろしの猫」となってしまいました。。

その1週間後に、車を運転して高速の高架下を通っている時に鳴き声を聞きつけ、金網をよじ登って保護した茶白子猫と一緒に、兄弟のように育ちました。


ナッツとミント


名前はチョコレートシリーズで、茶トラが「ナッツ」、茶白を「ミント」としました。
ちなみに、同時期に保護した親子は「ミルク」と「アポロ」です。、


ナッツとミントは友人の紹介で、人間のお兄ちゃんとお姉ちゃんのいるご家族の元に、一緒にもらっていただくことになりました。
人懐っこかったミントはともかく、人馴れいまいちだったナッツには、猫飼い初めての里親様はいろいろと悩まれ…
今では笑話にさせてもらっていますが、育児ノイローゼになってしまいました。。

でも、ご家族みなで努力してくださり、私が思ったより早く、ナッツも心を開いてくれました。今ではミント以上の甘えん坊のようです。茶トラは甘えん坊の子が多いですからね~


二歳のお誕生日を「チュール」でお祝いしてもらったナッツとミント


ナッツ二歳


この幸せそうな顔を見ると、あの時捕獲器に入ってくれてよかったなあって思います。


ナッツ


数か月後にナッツの兄弟らしい茶白の中猫を見かけたのですが、痩せていて毛づやも悪く…、それっきり見かけることはありませんでした。。
兄弟で運命が大きく分かれてしまったことが、すごく切なかったです。

葛尾村は以前TNRを頑張ったおかげで、今では子猫を見かけることはほとんどありませんが、今後も見かけたら躊躇なく保護していくつもりです。



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2015年8月24日(月) 葛尾村給餌報告 | Home | 2015年8月20日(木)、浪江町給餌報告

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