26,
2020
2020
葛尾村と浪江町の猫のT.N.Rと保護を進めています。
こんにちわ! 「かつらお動物見守り隊」です。
ようやく全国の緊急事態宣言が解除されましたね。
福島県も一足先に解除され、少し日常が戻ってきた感じがします。
県をまたぐ移動は今月末まで自粛ですが、6月以降は大丈夫になるといいです。
第2派が来ませんように!
さて、自粛期間中、被災地での活動は、
おもに福島在住のぽこ隊員と、富岡町のNPO法人「栖(すみか)」代表のたけさんでやっています。
「かつらお動物見守り隊」の隊員の多くは、千葉県や埼玉県、東京都など首都圏在住なんです。
ところで、現在、私たちはおもに葛尾村と浪江町で活動しています。
具体的には、定期的に給餌をし、未手術の猫にはT.N.R(Trap:捕まえて、Newter:不妊手術をして、Return:もとの場所に戻す)をし、必要な場合は保護、という感じです。
葛尾村は震災前、農業と牧畜業が中心、震災後は全村避難。
2020年現在も一部に帰還困難区域が残っていて、飯舘村とまったく同じ状況にもかかわらず、
全国的な知名度がないせいか、もともと動物ボランティアがあまり来てなかったのですが、
3~4年前からは私たちだけになってしまいました。
とはいえ、長年通っているためもあり、葛尾村の場合は住民の方とも顔見知りで、私たちの活動にも理解、感謝していただいているので、毎回、自然と人、犬猫に癒されながら、村を回ってます。
▲N條さんと、トラちゃん。
一方の浪江町は、私たちが独自で給餌していたポイントは、センサーカメラで確認して徐々に縮小、あと残り1ケ所。
並行して、他の方が給餌していた場所にも給餌していますが、浪江町に給餌に来るボランティアはだんだんいなくなり、
2020年4月を最後に、とうとう誰も来なくなったようです(帰還困難区域の津島地区は継続している方がいます)。
みんな来なくなっても、私たちは猫が食べに来てないことをしっかり確認できるまでは、給餌を止められません。
そこを当てにして生きてきた子にとっては死活問題です。
せっかく、繋いできた命です。なんとか生き続けてほしい。
とはいっても、浪江のボランティアは葛尾村と違って横の連携はなく、どういう経緯でどういう状況なのか、いろいろわかっていません。
そこで、まず状況を把握しようと、浪江町のそういう給餌ポイントにセンサーカメラを仕掛け、確認しました(たけさんが行ってくれました)
▲センサーカメラ。動くものに反応して撮影します。暗いところでもOK
▲結果、もう猫が来てないかもと思っていた町営住宅にも食べに来ていました。
設置されていた給餌器は撤去されていたので、この間からたけさんが代用品を付けてくれました。
別な場所でも猫が食べているのを確認しました。
また、浪江町で動物保護活動をしている、赤間さんによると、海側の請戸地区にも、最近は猫が増えているとのこと。
つい最近も、そこから4匹保護したそうです。
そのうち、リリース予定だった2匹は、たけさんが受け入れてくれました。
1匹は妊娠していたそうです。
相当お腹が減ってたんですね。狭い給餌器に無理やり入り込み、お腹が満たされたら出られなくなっていた、とのこと。
そこで、たけさんの「栖(すみか)」が中心となって、浪江の給餌ポイントに来ている猫たちを把握し、
T.N.Rと保護を進め、給餌活動の縮小、いずれは終焉を目指します。
私たち「かつらお動物見守り隊」、個人ボランティアの鈴木美弥子さん(埼玉県)、そして浪江町在住の赤間徹さんにも協力していただきます。
どこも財政的に厳しい状況なので、クラウドファンディングも予定しています。
詳しくはまた公開しますので、そのときはぜひぜひ。よろしくお願いしますね!
今のところは、浪江町は状況確認、
状況確認できている葛尾村は取りこぼしている猫の捕獲、T.N.Rを進めているところです。
▲現在、対策中の現場。葛尾村・風越
黒白親子が来ています。2匹はT.N.Rできましたが、母猫が捕まりません。
▲ターゲットの母猫。
▲風越のポイント。こんな感じで出てきます。母猫は用心深いのか出てきません。
▲ダミー捕獲器と並べておきます。2020年5月22日(金)
▲5月23日。入っていたのは、アライグマと、手術済の黒白猫。どちらもリリース。
ターゲットの黒白母猫はぜんぜん捕まりません。
▲こちらは葛尾村・K田さんのところに食べにきている子たち。手術済です。
K田さんの隣の牧場の子たちだとのこと。K田さんがほぼ毎日帰宅してフードをあげてくれています。
▲2019年12月にT.N.Rしたこのグレー白の猫が何度も捕獲器に入ってしまいます。
ということで、先週に続き、今週もトライします。
詳しい内容は、たけさんが書いた「栖(すみか)」のブログをごらんください
ようやく全国の緊急事態宣言が解除されましたね。
福島県も一足先に解除され、少し日常が戻ってきた感じがします。
県をまたぐ移動は今月末まで自粛ですが、6月以降は大丈夫になるといいです。
第2派が来ませんように!
さて、自粛期間中、被災地での活動は、
おもに福島在住のぽこ隊員と、富岡町のNPO法人「栖(すみか)」代表のたけさんでやっています。
「かつらお動物見守り隊」の隊員の多くは、千葉県や埼玉県、東京都など首都圏在住なんです。
ところで、現在、私たちはおもに葛尾村と浪江町で活動しています。
具体的には、定期的に給餌をし、未手術の猫にはT.N.R(Trap:捕まえて、Newter:不妊手術をして、Return:もとの場所に戻す)をし、必要な場合は保護、という感じです。
葛尾村は震災前、農業と牧畜業が中心、震災後は全村避難。
2020年現在も一部に帰還困難区域が残っていて、飯舘村とまったく同じ状況にもかかわらず、
全国的な知名度がないせいか、もともと動物ボランティアがあまり来てなかったのですが、
3~4年前からは私たちだけになってしまいました。
とはいえ、長年通っているためもあり、葛尾村の場合は住民の方とも顔見知りで、私たちの活動にも理解、感謝していただいているので、毎回、自然と人、犬猫に癒されながら、村を回ってます。
▲N條さんと、トラちゃん。
一方の浪江町は、私たちが独自で給餌していたポイントは、センサーカメラで確認して徐々に縮小、あと残り1ケ所。
並行して、他の方が給餌していた場所にも給餌していますが、浪江町に給餌に来るボランティアはだんだんいなくなり、
2020年4月を最後に、とうとう誰も来なくなったようです(帰還困難区域の津島地区は継続している方がいます)。
みんな来なくなっても、私たちは猫が食べに来てないことをしっかり確認できるまでは、給餌を止められません。
そこを当てにして生きてきた子にとっては死活問題です。
せっかく、繋いできた命です。なんとか生き続けてほしい。
とはいっても、浪江のボランティアは葛尾村と違って横の連携はなく、どういう経緯でどういう状況なのか、いろいろわかっていません。
そこで、まず状況を把握しようと、浪江町のそういう給餌ポイントにセンサーカメラを仕掛け、確認しました(たけさんが行ってくれました)
▲センサーカメラ。動くものに反応して撮影します。暗いところでもOK
▲結果、もう猫が来てないかもと思っていた町営住宅にも食べに来ていました。
設置されていた給餌器は撤去されていたので、この間からたけさんが代用品を付けてくれました。
別な場所でも猫が食べているのを確認しました。
また、浪江町で動物保護活動をしている、赤間さんによると、海側の請戸地区にも、最近は猫が増えているとのこと。
つい最近も、そこから4匹保護したそうです。
そのうち、リリース予定だった2匹は、たけさんが受け入れてくれました。
1匹は妊娠していたそうです。
相当お腹が減ってたんですね。狭い給餌器に無理やり入り込み、お腹が満たされたら出られなくなっていた、とのこと。
そこで、たけさんの「栖(すみか)」が中心となって、浪江の給餌ポイントに来ている猫たちを把握し、
T.N.Rと保護を進め、給餌活動の縮小、いずれは終焉を目指します。
私たち「かつらお動物見守り隊」、個人ボランティアの鈴木美弥子さん(埼玉県)、そして浪江町在住の赤間徹さんにも協力していただきます。
どこも財政的に厳しい状況なので、クラウドファンディングも予定しています。
詳しくはまた公開しますので、そのときはぜひぜひ。よろしくお願いしますね!
今のところは、浪江町は状況確認、
状況確認できている葛尾村は取りこぼしている猫の捕獲、T.N.Rを進めているところです。
▲現在、対策中の現場。葛尾村・風越
黒白親子が来ています。2匹はT.N.Rできましたが、母猫が捕まりません。
▲ターゲットの母猫。
▲風越のポイント。こんな感じで出てきます。母猫は用心深いのか出てきません。
▲ダミー捕獲器と並べておきます。2020年5月22日(金)
▲5月23日。入っていたのは、アライグマと、手術済の黒白猫。どちらもリリース。
ターゲットの黒白母猫はぜんぜん捕まりません。
▲こちらは葛尾村・K田さんのところに食べにきている子たち。手術済です。
K田さんの隣の牧場の子たちだとのこと。K田さんがほぼ毎日帰宅してフードをあげてくれています。
▲2019年12月にT.N.Rしたこのグレー白の猫が何度も捕獲器に入ってしまいます。
ということで、先週に続き、今週もトライします。
詳しい内容は、たけさんが書いた「栖(すみか)」のブログをごらんください
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